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吹き抜けの設計では、柱の位置にも注意を払って見てほしいです。もうひと部屋、あるいは廊下、押し入れスペースを止めてしまい、部屋を犠牲にして空間を優先した吹抜けスペースに大きな長い柱が立っていると生活上の導線としてとても邪魔です。見た目にもせっかくの吹抜けが台無しに。柱の位置をどうするのか?ということは設計士と相談すべきことです。いざ、住みはじめた時になってから、どうも柱の存在が邪魔で仕方がない、ということにもなりかねません。

注文住宅なのに、会社に押し切られてしまって住む羽目になったというケース、あるいは依頼主の意向を聞かずに設計されてしまい、悪い状態であることに設計側や会社側が気がついていたという場合などもよくあります。ここで注意したい点ですが、設計や建築分野で素人なりにもし調べたりしながら、絶対に避けたいことを相手に伝えておくべきです。もしも依頼者側がそれは言いにくいと感じてしまうような業者であれば、一旦やめておいた方がいいでしょう。迷いと不安が生じたならば他の業者を探す、紹介してもらう、ということも検討すべきです。

家は数回建ててみないと納得できない、あるいは、みんなこういう家に住んでいる、というふうな言葉で誤魔化されたりしない強さも大切です。知り合いから業者を紹介されたという事情を持っていたとしても、それはそれです。知り合いから紹介される時に、依頼するかどうかまでは業者との折衝で決まることだからわからない、という旨を伝えておきます。そのような約束にたいしての寛容さや理解が得られない場合では、お断りするという強さ、判断力も必要になります。

注文住宅であっても業者は依頼側の意見通りに聞いてくれるわけでもないということです。もちろん、業者ができない無理な注文をするか否かということではなく、希望を叶えることができるというのに、聞き入れない、あるいは適当に対処するなどの例のことです。こうした場合には一旦時間を置いてから検討する方が賢明、家は高い買い物ですからよく考えてから依頼しましょう。

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baba@kurosawakoumuten.co.jp