
注文住宅で吹抜けにするなら圧倒的に木の素材を活かした建物が理想です。
木造住宅としては古民家が代表的なものですが、最低限では柱の材が木材である家の吹抜けが美観的にも美しく、風通りも良いので居心地がよく感じます。木材を使用する家は難しいので、注文住宅を利用がおすすめできますが、もっと簡単な方法があります。それは古民家を利用してしまうという手です。
古民家をリフォーム、再生するという方法を取る人は少なくもなく地域で古民家再生プロジェクトを組んでいるというとこもあります。古民家を安く土地ごとに購入するというお手伝いを行う組織も存在しており、ここを一度は検討に入れてみる必要があります。安く土地と古民家を購入することができれば、注文住宅を建てるのみです。あるいはリフォームするだけで足りてしまう物件もあります。
木材の家の注文住宅のメリットは見た目と住み心地ですが、機密性低くて風通りが良い分、多少の日当たりがよくても大丈夫となります。逆に一般的な機密性の高い住宅においては、窓のあるなしに関わらず蒸す、換気が良くないという環境下ができることに。家の素材にも考慮したら、ずいぶんと住み心地は変わってしまいます。
周辺環境、気候風土も注文住宅の住み心地に影響を及ぼします。吹抜けの窓から入る喧騒。騒音問題にも向き合うことになります。バイク、大型車両の走行する音をはじめとして様々な音がありますが、騒音被害に巻き込まれると労使の無駄になるので、窓からの騒音が入らないようなつくり、材料選びが大切です。
木造住宅でのひんやりとしている壁、土壁は吹抜けの格好のコンビとなります。夏になればひんやりと感じる壁も夏場の吹抜けには最適、冬場には暖炉などで暖めることができますが、換気がしやすく隙間から風が出入りしていくことで、空気が浄化できているという考え方が主流です。好み、趣味嗜好次第ですが、古民家再生や木造住宅での注文住宅も理想的です。