
注文住宅で自宅を吹抜けにしようと考えている場合、気を付けるべきポイントがあります。
注文住宅は住居内の空気の循環に関して吹抜けという手法で空気の通り道を作ることが可能ですが、吹抜けはメリットもあればデメリットもあります。
注文住宅の場合、吹抜けのメリットは空気を入れ替えやすくなる点のほか、明るさを重視した注文住宅づくりが可能という点で吹き抜けにすることで室内に太陽の光を取り入れ空気を入れ替えやすくする2層式の循環システムを導入できる点が利点です。なので、夏場は涼しく、かつ住居内が明るいというのを注文住宅の吹抜けづくりは可能とします。
が、デメリットも結構ありまして、注文住宅で吹抜けを作る場合、強度のほか、音が外に漏れだしてしまうなどに天井が高くなりすぎることで住居自体が背が高くなるというデメリットが生まれるので注意が必要です。特に、家自体の高さが上がると台風などの風の影響を大きく受けてしまう上、屋根の重さが言えの外壁の耐震性に影響を及ぼすことも多く、注文住宅で吹抜けを作る場合、耐震性を重要視するのであれば、家の屋根を軽量にするという選択もしなければならないです。
近年の注文住宅では、家の屋根を瓦屋根ではなく、金属のプレートの屋根にすることで重量を軽減し吹抜けを作る際にかかる外壁への負荷を減らすという方法もありますが、金属プレートの屋根は欠点としては河原と違い、錆びるほか、軽量なので強風で吹き飛ぶという問題もあります。
これらを踏まえたうえで、注文住宅では吹抜けを作る必要があり、注文住宅で吹抜けを作る場合には通常の自宅と違ってメンテナンスが発生することは覚えておいた方が良いです。
例えば、吹抜けによる空気の入れ替えをサポートするためにシーリングファンなどを設置した場合、シーリングファンの定期メンテナンスがありますし、太陽光を取り入れるプリズムウィンドウを設置した場合も光を乱反射させる窓に異常がないかどうかを点検するためにメンテナンスが必要になりますし、屋根もスレートという金属の屋根の場合、定期メンテナンスがありますので注文住宅で吹抜けを作る場合、何かしら定期的にメンテナンスがあると思っておいた方が良いです。